トラブルシューティング

このページでは、SX Virtual Linkのご使用時に想定される問題とその解決法を説明しています。


  • 弊社Webページ( http://www.silex.jp/ )において、FAQおよび製品に関する最新情報を公開していますので、合わせてご参考ください。
  • 本オンラインヘルプおよび弊社Webページに該当する項目がない場合、あるいは問題が解消されない場合は、弊社カスタマサポートセンターまでご連絡ください。

    カスタマサポートセンター
    E-mail : support@silex.jp
    Tel :  0774-98-3981



USBデバイスまたはデバイスサーバがSX Virtual Linkに表示されません。または、表示されたり、されなかったりします。

SX Virtual LinkにUSBデバイスが表示されない場合は、デバイスサーバの設置状況、デバイスサーバとパソコンのネットワーク設定を確認する必要があります。


対策 デバイスサーバのLED、デバイスサーバおよびパソコンが取り付けられているイーサネットハブのLEDの点灯状態を確認してください。
各機器のLEDが正常な動作を示していないようであれば、電源コンセントや接続しているケーブル類の交換および接続機器の再起動を行って再度確認してください。

対策 デバイスサーバの起動時間は設置環境により異なりますが、デバイスサーバは電源を投入してから起動が完了するまで最大で約30秒かかります。
それ以降にSX Virtual Linkの更新ボタン   をクリックして状況を確認してください。

対策 セキュリティソフトにSX Virtual Linkを除外登録する必要があります。
セキュリティソフトへ除外登録する方法については、弊社Webページ( http://www.silex.jp/ )のFAQに掲載していますのでそちらを参照してください。

対策 まず使用しているパソコンのIPアドレスを確認します。
IPアドレスの確認はWindowsのコマンドプロンプトから行います。
  1. 「スタート」「すべてのプログラム」「アクセサリ」「コマンドプロンプト」を起動します。
  2. コマンドプロンプトが起動したら、ipconfigコマンドを実行します。
(ipconfigコマンド実行例)

Microsoft Windows [Version 6.0.6001]
Copyright (C) 2006 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\username>ipconfig  (Enterキーを入力)

Windows IP 構成


イーサネット アダプタ ローカル エリア接続:

        接続固有の DNS サフィックス. . . . . . . . :
        IPv6 アドレス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . : XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX
        リンクローカル IPv6 アドレス. . . . . . . . . : XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX:XX
        IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . : 192.168.20.10   (パソコンのIPアドレス)
        サブネット マスク. . . . . . . . . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0
        デフォルト ゲートウェイ. . . . . . . . . . . . . . :

C:\Users\username>
パソコンとデバイスサーバに設定したIPアドレスが、通信可能なIPアドレスかを確認します。
同じネットワークセグメントに設置していて、IPアドレスのネットワーク番号が異なる場合は、デバイスサーバ、またはパソコンに設定したIPアドレスを変更します。
また、ルータを介して別のネットワークに接続している場合は、デフォルトゲートウェイの設定が正しく行われていることを確認します。

対策 この確認を行うには、まずデバイスサーバの電源を切ります。
IPアドレスの確認はWindowsのコマンドプロンプトから行います。
  1. 「スタート」「すべてのプログラム」「アクセサリ」「コマンドプロンプト」を起動します。
  2. コマンドプロンプトが起動したら、pingコマンドを実行します。
(デバイスサーバに割り当てられたIPアドレスが192.168.20.20である場合のpingコマンド実行例)

Microsoft Windows [Version 6.0.6001]
Copyright (C) 2006 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Users\username>ping 192.168.20.20 (Enter キーを入力)

192.168.20.20 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:

(応答がある場合)
192.168.20.20 からの応答: バイト数 =32 時間 <1msTTL=128
192.168.20.20 からの応答: バイト数 =32 時間 <1msTTL=128
192.168.20.20 からの応答: バイト数 =32 時間 <1msTTL=128
192.168.20.20 からの応答: バイト数 =32 時間 <1msTTL=128

(応答がない場合)
XXX.XXX.XXX.XXX からの応答: 宛先ホストに到達できません。
XXX.XXX.XXX.XXX からの応答: 宛先ホストに到達できません。
XXX.XXX.XXX.XXX からの応答: 宛先ホストに到達できません。
XXX.XXX.XXX.XXX からの応答: 宛先ホストに到達できません。

デバイスサーバの電源を切った状態で、pingコマンドに対する応答があった場合は、デバイスサーバに割り当てられたIPアドレスが別のネットワーク機器で使用されていることを示します。
この場合は、デバイスサーバに設定したIPアドレスを変更するか、デバイスサーバに割り当てられたIPアドレスを使用しているネットワーク機器のIPアドレスを変更して対応します。

対策 USBデバイスに電源が入っているかを確認してください。
USBデバイスに電源が入っていないようであれば、電源を入れてください。

対策 デバイスサーバのWebページを確認してください。
「USBポートに過電流が流れ保護回路が働きました。本製品を再起動してください。」と表示されている場合は、バスパワーが停止しています。
デバイスサーバに接続されているUSBデバイスをすべて外してから、デバイスサーバを再起動してください。

USBデバイスにACアダプタが付属している場合は、ACアダプタを接続して使用してください。
バスパワーで動作するUSBデバイスを使用する場合は、USBデバイスの複数使用を避けるなどして、デバイスサーバの給電能力を超えないようにしてください。

対策 デバイスサーバ表示で、デバイスサーバは表示されているのに、デバイスサーバに接続したUSBデバイスは表示されていない場合は、表示されていないUSBデバイスをデバイスサーバから抜いて、デバイスサーバに挿し直した後、SX Virtual Linkで状況を確認してください。

対策 USBケーブルが、デバイスサーバ側とUSBデバイス側で抜けていないことを確認してください。
予備のUSBケーブルがある場合は、USBケーブルを取り替えて、動作状況を確認してください。

対策 デバイスサーバの仕様を確認してください。
アイソクロナス転送で動作するUSBデバイスを接続する場合は、アイソクロナス転送に対応したデバイスサーバをご使用ください。

SX Virtual LinkでUSBデバイスに接続しようとすると、エラーになります。

SX Virtual LinkにUSBデバイスが表示されているのに、USBデバイスに接続するとエラーになる場合は、USBデバイスの製品仕様やパソコンの環境設定を確認する必要があります。


対策 デバイスサーバの仕様を確認してください。
アイソクロナス転送で動作するUSBデバイスを接続する場合は、アイソクロナス転送に対応したデバイスサーバをご使用ください。

対策 デバイスサーバに取り付けているUSBデバイスをパソコンに直接接続して動作を確認してください。
パソコンに直接取り付けても正しく動作しない場合は、USBデバイスが必要とするソフトウェアがパソコンに正しくインストールされていません。
USBデバイスの取扱説明書などを参照して、USBデバイスに付属のソフトウェアを正しくインストールしなおしてください。

SX Virtual Linkで自動プリンタ接続機能を使用すると、印刷が最後まで行えません。

対策 自動プリンタ接続機能の設定で、印刷ジョブ送信後に切断するまでの時間を延ばしてください。
SX Virtual Linkの操作ウインドウで設定するプリンタを選択して、プロパティボタン をクリックします。プロパティダイアログの「接続」タブをクリックして「確認」をクリックします。表示された確認ウインドウで「印刷ジョブ送信後に切断するまでの時間」を長くします。
設定方法の詳細については「プリンタの操作方法」を参照してください。

USBデバイスの切断要求を受けた時に、使用権が勝手に譲渡されてしまいます。

対策 切断要求受信時の自動切断設定を無効にしてください。
SX Virtual Linkの操作ウインドウで設定するUSBデバイスを選択して、プロパティボタン をクリックします。プロパティダイアログの「切断」タブをクリックして、「切断要求の受信時に自動切断を許可する」のチェックをはずします。
設定方法の詳細については「USB デバイスの動作設定」を参照してください。

無線LAN対応デバイスサーバで、有線LANでは利用・接続できるのですが、無線LANでは通信できません。

無線LAN対応デバイスサーバをご利用の場合は動作状態や設定内容を確認していただく必要があります。


対策 デバイスサーバはネットワークケーブルが繋がれていると有線LANモードで起動します。
デバイスサーバにネットワークケーブルが繋がれている場合は、 ネットワークケーブルを抜いてデバイスサーバを再起動してください。

対策 デバイスサーバにネットワークケーブルを繋いで、デバイスサーバに設定されている無線LAN設定を確認してください。

無線LAN対応デバイスサーバで、通信途中に接続が切れてしまいます。

対策 デバイスサーバの設置環境や利用条件を見直してください。


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